五島健太の北海道情報|赤飯に小豆は非常識!?

一般常識と異なる風習が存在するのは、大なり小なりどの土地も同じだと思います。なので、北海道民である島健からすると、赤飯は下茹でしただけの小豆を入れるのが当たり前、というのはむしろ以外です。北海道では、赤飯には茹で小豆ではなく甘納豆を入れます。甘納豆の種類は問いません。各家庭で好きなものを選びます。また、事前に食紅も用意しておき、炊飯器をセットする際水がピンク色になる程度に加えます。甘納豆はもち米と一緒に炊かず、蒸らす時に一番上にのせておきます。最後に甘納豆と一緒にもち米全体をさっくり混ぜてごま塩を振るのが、北海道流の赤飯です。もち米がほんのり甘くなり甘納豆の存在感もしっかりあって、美味しいです。甘さを控えたい場合は、甘納豆の砂糖をとるなどして調整すると好みの味になります。一度試してみても損はないですよ。