五島健太の北海道情報|花粉症事情について

毎年2月ごろになると、全国の天気予報ではスギやヒノキといった花粉の注意報が流れています。しかし、その天気予報は道南の一部の地域を除き、道民にとってあまり意味を成しません、北海道ではスギやヒノキの花粉が猛威をふるっていないからです。しかし、道民が花粉症と無縁かと尋ねられると、答えはノーです。スギやヒノキの代わりに、北海道ではどこにでも自生している白樺の花粉症に悩まされているのです。島健はありがたいことに花粉症ではないのですが、周囲にいる花粉症持ちの人たちは、白樺の花粉が大気中に蔓延し始める4月あたりから臨戦態勢に突入します。マスクはもちろんのこと、空気清浄機や病院で処方された抗アレルギー薬に頼るケースも少なくありません。ひどくなると、呼吸困難に陥ることもあるそうなので、スギやヒノキと同様に注意が必要です。ただ、期間的には約2ヶ月という短さなので、他の飛来物よりはいくらかマシなのかもしれません。いずれにせよ、他の地域から来道される花粉症の方は、春先の白樺花粉にくれぐれもご注意ください。