イカ?実は〇〇です

海の幸が豊富な函館の特産品として知られるイカ。居酒屋や和食店、朝市へ行くと、新鮮なさしみや焼きもの、煮物といった調理法でいつでも食べることができます。ただ、函館にはこれらピチピチの採れたて以外のイカも、もうひとつの名産品です。それが、今回島健がご紹介する『いかようかん』です。和菓子店「はこだて柳屋」さんの看板商品であるいかようかんは、まるでフィギュアのごとくリアルなイカの造形が施されたコーヒー味の羊羹です。展示用に職人さんが羊羹を用いて作ったものが好評を博し、お客さんからの強い要望が相次いだことで、商品として正式に販売されることになったのだそうです。細やかな造形は職人さんの完全手作業によるもので、型枠は一切使われていません。なので、1日"50杯"限定となっています。少しばかりグロテスクなほど、精巧につくられたいかようかん。しかし、口に入れると羊羹そのものというギャップが、遊び心満載です。もちろん、味も保証します。